自分なりの「幸せの条件」を見つけた話
てんてふです。
今日は、僕なりの「幸せの条件」を見つけた話を書こうと思います。
以前書いたように、僕は20歳の時に、それまでの人生を振り返って、「生きていなければよかったとは思わないけど、生きていてよかったとも思わないな」という感想を持ったことがあります。(→こちら)
僕はそれがとてもショックで、「生きていてよかった」「幸せだ」と思えるようになりたくて、試行錯誤をしてきました。
その結果、それが満たされることで幸せが感じられる、5つの条件が見つかりました。
僕はそれを「幸せの条件」と呼んで、記録し、何度も読み返してきました。
「幸せの条件」とは、以下の5つです。
・自由
・存在認識
・魅力
・対等
・配慮
では、一つずつ説明します。
①自由
自分の行動を真に制限できる人は誰もいない、という事実に気付くことです。
もちろん法律や周囲の目はありますが、自分が本気で行動しようとしたら、誰もそれを止めることはできません。
(僕がこれに気付いたのは、「もう生きるのをやめようかな」と思った時でした。たとえ周囲が反対しても、自分が本気でそれを実行したら、止められる人はいないだろう。そして、同じことはあらゆる行動についても言えるのだ、と気付いたのです。)
②存在認識
自分の存在はきちんと他人に認識されている、と思えることです。
長い間部屋に一人でいると、自分は誰からも認識されていないのではないか、という気分になってきませんか。(僕はなります。)
人と会話をし、関わりを持つことができれば、この気分は解消されるはずです。
③魅力(※1)
自分が生きていることを喜んでくれる人がいる、と思えることです。
親との関係が良好な人は、「親は自分が生きているだけで喜んでくれる」と思えるのではないでしょうか。でも、そうでない場合もあるはずです。
その場合は、親以外で自分を大事にしてくれる人を見つけられれば、条件が満たされます。(僕の場合は、それは妹でした。)
④対等
全ての人間は対等である、という認識を持つことです。
「人間の間には本質的な上下関係がある」とか、「自分は幸せになってはいけないのだ」とかいう風に思っているなら、この条件は満たされてません。
自分は、日本国憲法や世界人権宣言を読み、現代において全ての人が対等であることが確信できました。
合意なく他人に言動を強制したり、権利を侵害したりすることは正当化されません。
こういった認識が持てれば、条件は満たされます。
⑤配慮
他人の自分に対する言動について、「それは嫌だ」と伝えた時、きちんとやめてくれる人がいる、と思えることです。
この認識があると、嫌なことをされてもきちんと拒否することができ、自尊心を保って人と関わることができます。
そのように行動してくれる人を見つけられれば、条件は満たされます。(僕の場合は、これも妹でした。)
自由、存在認識、魅力、対等、配慮。
自分は、この5つが揃った時に「ああ、生きてるって幸せだな」と思えるようになりました。
当時の自分が、その日の日付を書き残していたのですが、その日は2018年3月16日でした。
というわけで、僕は先日、幸せの条件が揃った日から2年を迎えたのでした。
自分、おめでとう!
では、今回はこの辺で。
※1「魅力」という言葉に違和感がある方もいると思います。
条件の中身を一語で表現するべく、合致する熟語を探した結果、この語が最も近いと判断しました。
今日は、僕なりの「幸せの条件」を見つけた話を書こうと思います。
以前書いたように、僕は20歳の時に、それまでの人生を振り返って、「生きていなければよかったとは思わないけど、生きていてよかったとも思わないな」という感想を持ったことがあります。(→こちら)
僕はそれがとてもショックで、「生きていてよかった」「幸せだ」と思えるようになりたくて、試行錯誤をしてきました。
その結果、それが満たされることで幸せが感じられる、5つの条件が見つかりました。
僕はそれを「幸せの条件」と呼んで、記録し、何度も読み返してきました。
「幸せの条件」とは、以下の5つです。
・自由
・存在認識
・魅力
・対等
・配慮
では、一つずつ説明します。
①自由
自分の行動を真に制限できる人は誰もいない、という事実に気付くことです。
もちろん法律や周囲の目はありますが、自分が本気で行動しようとしたら、誰もそれを止めることはできません。
(僕がこれに気付いたのは、「もう生きるのをやめようかな」と思った時でした。たとえ周囲が反対しても、自分が本気でそれを実行したら、止められる人はいないだろう。そして、同じことはあらゆる行動についても言えるのだ、と気付いたのです。)
②存在認識
自分の存在はきちんと他人に認識されている、と思えることです。
長い間部屋に一人でいると、自分は誰からも認識されていないのではないか、という気分になってきませんか。(僕はなります。)
人と会話をし、関わりを持つことができれば、この気分は解消されるはずです。
③魅力(※1)
自分が生きていることを喜んでくれる人がいる、と思えることです。
親との関係が良好な人は、「親は自分が生きているだけで喜んでくれる」と思えるのではないでしょうか。でも、そうでない場合もあるはずです。
その場合は、親以外で自分を大事にしてくれる人を見つけられれば、条件が満たされます。(僕の場合は、それは妹でした。)
④対等
全ての人間は対等である、という認識を持つことです。
「人間の間には本質的な上下関係がある」とか、「自分は幸せになってはいけないのだ」とかいう風に思っているなら、この条件は満たされてません。
自分は、日本国憲法や世界人権宣言を読み、現代において全ての人が対等であることが確信できました。
合意なく他人に言動を強制したり、権利を侵害したりすることは正当化されません。
こういった認識が持てれば、条件は満たされます。
⑤配慮
他人の自分に対する言動について、「それは嫌だ」と伝えた時、きちんとやめてくれる人がいる、と思えることです。
この認識があると、嫌なことをされてもきちんと拒否することができ、自尊心を保って人と関わることができます。
そのように行動してくれる人を見つけられれば、条件は満たされます。(僕の場合は、これも妹でした。)
自由、存在認識、魅力、対等、配慮。
自分は、この5つが揃った時に「ああ、生きてるって幸せだな」と思えるようになりました。
当時の自分が、その日の日付を書き残していたのですが、その日は2018年3月16日でした。
というわけで、僕は先日、幸せの条件が揃った日から2年を迎えたのでした。
自分、おめでとう!
では、今回はこの辺で。
※1「魅力」という言葉に違和感がある方もいると思います。
条件の中身を一語で表現するべく、合致する熟語を探した結果、この語が最も近いと判断しました。
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