『ペスト』を読みました
てんてふです。
最近は読書に力を入れているのですが、昨日は『ペスト』を読みました。

感想文や書評を書くのは苦手なのですが、「千里の道も一歩から」と言いますし、練習も兼ねて書いてみようと思います。
『ペスト』は、アルジェリアの一都市でペストが発生し、封鎖された都市の中でペストを鎮静化するために戦った人々の姿を第三者視点で描いた、フランスの作家アルベール・カミュの小説です。
感想ですが、まずとにかく文章が上手い。情景描写が緻密で、映像が目に浮かぶようでした。
ペストの流行の悲惨さは、嫌というほど伝わってきました。症状の描写は具体的で(鼠蹊部が腫れる、皮膚に斑点ができるなど)、医療系ドラマを見ると体が痛くなる自分にとって、刺激が強かったです。とにかく早く流行が収まってくれ、と思いながら読みました。
普段小説を読んでいると、登場人物の心理描写に違和感を覚えることが多いのですが、この本には不自然な点が全くなく、物語に没入できました。
ペストの流行や都市の封鎖、人々の恐れや悲しみは、現実世界の昨今の情勢と重なり、現実と虚構の境界が曖昧になるような感覚を持ちました。
なお、登場人物の名前が皆カタカナで、一時誰が誰だか分からなくなりました。
最後まで展開が読めず、とても面白かったです。また、現実世界の未来にも希望が持てるように感じました。
こんな感じです。
初めて真剣に書評(感想文)を書いたのですが、思ったことを片っ端から書き出し、添削して一つの文章にするという、普段の記事と同じ方法で書けたのは発見でした。
また一つ、新たな経験が積めて嬉しいです。
では、今回はこの辺で。
最近は読書に力を入れているのですが、昨日は『ペスト』を読みました。

感想文や書評を書くのは苦手なのですが、「千里の道も一歩から」と言いますし、練習も兼ねて書いてみようと思います。
『ペスト』は、アルジェリアの一都市でペストが発生し、封鎖された都市の中でペストを鎮静化するために戦った人々の姿を第三者視点で描いた、フランスの作家アルベール・カミュの小説です。
感想ですが、まずとにかく文章が上手い。情景描写が緻密で、映像が目に浮かぶようでした。
ペストの流行の悲惨さは、嫌というほど伝わってきました。症状の描写は具体的で(鼠蹊部が腫れる、皮膚に斑点ができるなど)、医療系ドラマを見ると体が痛くなる自分にとって、刺激が強かったです。とにかく早く流行が収まってくれ、と思いながら読みました。
普段小説を読んでいると、登場人物の心理描写に違和感を覚えることが多いのですが、この本には不自然な点が全くなく、物語に没入できました。
ペストの流行や都市の封鎖、人々の恐れや悲しみは、現実世界の昨今の情勢と重なり、現実と虚構の境界が曖昧になるような感覚を持ちました。
なお、登場人物の名前が皆カタカナで、一時誰が誰だか分からなくなりました。
最後まで展開が読めず、とても面白かったです。また、現実世界の未来にも希望が持てるように感じました。
こんな感じです。
初めて真剣に書評(感想文)を書いたのですが、思ったことを片っ端から書き出し、添削して一つの文章にするという、普段の記事と同じ方法で書けたのは発見でした。
また一つ、新たな経験が積めて嬉しいです。
では、今回はこの辺で。
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